2017-04-28 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:4日ぶり反落、人民銀の監督強化方針を警戒
28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.34%安の3141.55ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2506億7600万元。
上海総合指数はマイナス圏の狭いレンジで推移した。前日は心理的節目の3100ポイントを割り込む水準で買い戻しが入って下値の堅さを確認したものの、きょうは一段の上値を追う力強さに欠け、相場全体の地合いは悪い。中国人民銀行(中央銀行)は27日、習国家主席が「重要講話」で示した方針に沿って金融監督を強化すると表明しており、市場で警戒感が広がった。セクター別では、酒造や空運、家電が売られる半面、「雄安新区」や首都圏一体開発の関連銘柄が大きく買われている。
上海B株指数は0.36%安の334.93ポイントと4日ぶりに反落。、深センB株指数は0.27%安の1113.78ポイントと3日続落。