2017-04-26 |
中国/マーケット/証券 |
|
★本土前引け:続伸、金融株が買われ上げを主導
26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.36%高の3145.71ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2391億6300万元。
上海総合指数は序盤の前日終値を挟んだもみ合いから、半ばには上げ幅を広げる展開となった。基本養老基金の運用を担う全国社会保障基金理事会が3月末までに締結した投資信託資金が3600億元に上り、うち約1400億元の資金運用がスタートしたと伝わったことなどが材料視された。ただ勢いは続かず、前引けにかけて上げ幅を縮めている。セクター別では保険や銀行など金融株が買われ相場の上げを主導。前日の自動車産業中長期計画の発表が引き続き手掛かりとなり自動車がしっかり。一方、前日買われた酒造に利食い売りが出ている。このほか、インフラ建設が引き続きさえない。
上海B株指数は0.16%高の334.25ポイント、深センB株指数は0.01%高の1131.51ポイント。