マッコーリーは最新リポートで半導体製造装置の世界的大手、ASMパシフィック(
00522)の目標株価を130HKドルから162HKドルへ25%引き上げた。同社の2017年1−3月期決算について、粗利益の改善が全体業績を押し上げたと評価し、これを織り込んだ。投資判断は「アウトパフォーム」に維持した。『経済通』が24日伝えた。
マッコーリーは第2、第3四半期(4−6月期、7−9月期)の見通しについて、表面実装技術(SMT)ソリューションなどへの旺盛な需要が売り上げ拡大につながるほか、粗利益の伸びしろも大きいとの見方を示した。
ASMパシフィックがこのほど発表した2017年1−3月期決算は、売上高が前年同期比31.4%増の37億6100万HKドル、純利益が同450.1%増の7億3600万HKドルだった。
ASMパシフィックの株価は日本時間午後3時12分現在、前営業日比2.84%高の115.70HKドルで推移している。