2017-04-19 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落、欧州政治の先行き不安などを懸念
19日の香港市場でハンセン指数は続落でスタート。英国がEU離脱推進に向けた総選挙の前倒し実施を表明したことを受け、欧州政治の先行きに対する警戒感が改めて意識されているほか、北朝鮮を巡る地政学的リスクへの懸念も引き続き重し。指数は日本時間午前10時19分現在、前日比0.61%安の23777.92ポイントで推移している。
個別では、欧州金融大手のHSBC(
00005)や中国建設銀行(
00939)、中国銀行(
03988)など本土系銀行株が続落。石油メジャーのCNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)も安い。半面、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)やアップル関連銘柄の瑞声科技(
02018)が買われているほか、チョンコン系公益事業者の長江インフラ(
01038)が続伸している。