2017-04-18 |
中国/マーケット/証券 |
|
★本土前引け:3日続落、金融株や「雄安新区」関連株売られる
18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。前場終値は前日比0.11%安の3218.52ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2514億5400万元。
上海総合指数は、方向感に乏しい展開になった。序盤から半ばにかけてはマイナス圏でもみ合い。後半には一時プラス圏に浮上する場面もみられたが、勢いは弱かった。ほどなくマイナスに沈むと下げ幅を広げて午前の取引を終えている。朝鮮半島の情勢が緊迫度を増すなか、投資家がリスク回避の姿勢を強めているもよう。セクター別では、銀行、保険、証券が総じて売られ相場の下げを主導。「雄安新区」関連株への売りも続いた。一方、インフラ建設や酒造が買われ下値を支えている。
上海B株指数は0.47%高の340.64ポイント、深センB株指数は0.35%高の1150.55ポイントとそろって反発した。