2017-04-18 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:小高く寄り付くも下げに転じる、軟調な本土市場を嫌気
連休明け18日の香港市場でハンセン指数は小高く寄り付いた後、ほどなくしてマイナス圏に沈み、下げ幅を広げた。北朝鮮などを巡る地政学リスクが引き続き意識される中、本土市場で上海総合指数が続落でスタートしたことが嫌気されたもよう。指数は日本時間午前10時51分現在、前営業日比0.84%安の24058.45ポイントで推移している。
個別では、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(
00762)、チャイナ・モバイル(
00941)が安い。連休前に10億米ドル規模の自社株買いの実施が終了したと発表したHSBC(
00005)が続落し、指数を押し下げた。中国建設銀行(
00939)など本土系銀行が軟調に推移しているほか、米原油増産観測を受けて原油相場が反落したことを背景に石油メジャーのCNOOC(
00883)も売られている。半面、石炭の中国神華能源(
01088)、マカオカジノの銀河娯楽(
00027)が逆行高。