2017-04-17 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:続落、強い経済指標も相場への影響は限定的
週明け17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前営業日比1.32%安の3202.21ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3174億6000万元。
上海総合指数はマイナス圏でのさえない値動きに終始した。安寄り直後に一気に下落幅を拡大。下落率が1%を超える水準では買い戻しが入ったほか、日本時間の午前11時に発表された1−3月期GDPなど主要経済指標がそろって市場予想を上振れる強い内容となったことを受け、下げ幅を縮める場面が見られたものの、勢いは続かなかった。前引けにかけて再び下げ幅をずるずると広げると、心理的節目の3200ポイントに迫る水準まで沈んだ。セクター別では、銀行、保険が軒並み安となり相場の下げを主導。石油も軟調。一方、建材や建設の一角が逆行高を演じた。
上海B株指数は0.57%安の338.45ポイント、深センB株指数は0.52%安の1145.50ポイントだった。