13日の香港市場で、ハンセン指数は反落して始まった。あすから始まるグッドフライデーとイースターマンデーの連休を控え、幅広いセクターで持ち高調整の売りが先行。シリアや北朝鮮を巡る地政学的リスクも引き続き意識されている。指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.32%安の24235.35ポイントで推移している。個別では、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、生保大手の中国人寿保険(
02628)と中国平安保険(
02318)が安い。HSBC(
00005)は米長期金利の低下に伴う利ざや縮小懸念で売られている。半面、香港系不動産株の恒隆地産(
00101)と新鴻基地産(
00016)、香港コングロマリットの太古A(
00019)が買われている。