2017-04-12 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落、一時は24000ポイント割り込む
12日の香港市場で、ハンセン指数は小安く寄り付いた後、マイナス圏でもみ合っている。序盤には心理的節目の24000ポイントを割り込む場面もあった。朝鮮半島情勢の緊迫化や中国本土当局が金融機関の不正行為に対する取り締まりを強化したことが引き続き嫌気されている。週末から始まる連休を前にリスクオフの動きが優勢。指数は日本時間午前10時47分現在、前日比0.22%安の24036.11ポイントで推移している。
個別では幅広い銘柄が売られている。中国建設銀行(
00939)、中国銀行(
03988)など本土系銀行株が続落したほか、香港当局による住宅市場引き締めの強化を受けて新世界発展(
00017)、新鴻基地産(
00016)など香港不動産株の一角が安い。半面、婦人靴チェーンの百麗国際(
01880)や自動車の吉利汽車(
00175)が逆行高。