2017-04-03 |
香港/政策/その他 |
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河北省「雄安新区」を設立へ、習近平国家主席が主導
中国国営新華社は1日、共産党中央委員会と国務院(内閣に相当)が河北省に「雄安新区」を設立すると決めたと伝えた。この決定は「習近平国家主席を核心とする党中央が行った重大な歴史的選択」であり、雄安新区は深セン経済特区や上海浦東新区に続く全国的意義を持つ国家事業だと位置付けた。
雄安新区は河北省保定市の雄県、容城県、安新県にまたがる地域に建設する。首都圏(北京市、天津市、河北省)再開発の一環として、北京市の非首都機能を移管する見通し。当初は100平方キロメートルを先行開発し、中期的に200平方メートル、最終的には2000平方メートルへ拡張する。
2日付『証券時報』によると、雄県は不動産物件の売買を禁止した。なお、河北省監察庁は3月28日、同県の共産党委の呉亜飛・元書記長が重大な規律違反の疑いで調査を受けていると発表していた。調査理由は明らかにしていない。