2017-03-29 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:高寄り後に上げ幅縮小、テンセントが高い
29日の香港市場で、ハンセン指数は欧米株高の流れを引き継ぎ高く寄り付いた。その後は上げ幅を縮小し、プラス圏でもみ合う展開となっている。香港市場では企業の決算発表が終盤を迎え、個別銘柄の物色も引き続き活発。一方、前日に上げた反動で利益確定売りが重し。指数は日本時間午前10時48分現在、前日比0.17%高の24392.11ポイントで推移している。個別では、米電気自動車(EV)メーカーのテスラモーターズへの出資が伝わったIT大手のテンセント(
00700)が高い。前日に2016年12月本決算を発表した交通銀行(
03328)が買われたほか、中国銀行(
03988)など他の本土系銀行株も堅調。半面、2016年12月期の減益決算を発表した昆侖能源(
00135)が売られている。本土不動産株の華潤置地(
01109)や香港デベロッパーの新鴻基地産(
00016)、長江実業地産(
01113)も軟調。