週明け27日の香港市場で、ハンセン指数は前週末の米株安の流れを引き継ぎ反落して始まった。トランプ米大統領が24日に医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案を撤回したことで、今後の大型減税などの実現が危ういとの見方から、幅広いセクターで売りが先行している。指数は日本時間午前10時37分現在、前営業日比0.25%安の24297.36ポイントで推移。個別では香港系不動産デベロッパー大手の長江実業地産(
01113)や恒隆地産(
00101)、米アップル関連銘柄の瑞声科技(
02018)が安い。半面、2017年1−3月期決算が150%増益となる見通しを発表したシノペック(
00386)が逆行高を演じている。