2017-03-24 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:高寄り後一進一退の展開、個別物色が活発
24日の香港市場で、ハンセン指数は続伸で寄り付いたが、その後は前日終値を挟んだ一進一退の展開。決算発表がピークを迎え、業績などを手掛かりとした個別物色が相場を支える一方、米トランプ政権の政策運営に対する懸念が重し。指数は日本時間午前10時51分現在、前日比0.13%高の24359.09ポイントで推移している。個別では、石油メジャーのCNOOC(
00883)が大幅高。2016年12月本決算が大幅減益となったものの、赤字を見込んでいた市場コンセンサス予想を上回る内容となったほか、配当がほぼ前年並みに維持されたことが好感されている。決算が予想を上振れしたアップル関連銘柄の瑞声科技(
02018)が続伸。前日に下げたIT大手のテンセント(
00700)が買い戻されている。半面、新鴻基地産(
00016)、信和置業(
00083)など香港不動産株が安い。