中国の健康食品メーカー、瑞年国際(
02010)は17日大引け後、2016年12月本決算が赤字になる見通しを明らかにした。前年は4億100万元の黒字だった。赤字転落の主因は、中国の消費低迷に伴う主力製品(栄養補助食品や飲料)の販売不振が響いて2016年の売上高が約40%減少した上、販売手法の変更と生産コストの上昇により粗利益率が前年の65.4%を10ポイント下回ったこと。また、中国の消費意欲が後退したことから広告宣伝の効率が低下した結果、売上高に占める販売費の比率が2015年の26.4%から17ポイント上昇した。
同社は2016年12月本決算を30日に発表する予定。
瑞年国際の17日終値は前日比1.64%高の0.62HKドル。