2017-03-17 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:前日終値付近でもみ合い、利益確定売りが重し
17日の香港市場で、ハンセン指数は続伸で寄り付いた後に上げ幅を縮め、前日終値を挟んで一進一退の展開。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを急いでいないとの見方が広がるなか、新興国からの資金流出懸念の後退が引き続き地合いを支える一方、前日終値が1年7カ月ぶりの高値を付けただけに利益確定売りが重しとなっている。指数は日本時間午前10時49分現在、前日比0.05%高の24300.50ポイントで推移。
個別では、時価総額上位のテンセント(
00700)、チャイナ・モバイル(
00941)、AIAグループ(
01299)が買われているほか、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(
00762)が続伸。前日に逆行安のキャセイ・パシフィック(
00293)が反発した。半面、中国建設銀行(
00939)、HSBC(
00005)など大型銀行株やCNOOC(
00883)など石油株が売られ、相場の重しとなった。自動車の吉利汽車(
00175)も安い。