2017-03-14 |
香港/投資判断/不動産 |
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不動産セクターの強気見通しを継続、トップピックに中国海外発展など=モルスタ
モルガン・スタンレーは最新リポートで、中国本土の不動産セクターに対する強気見通しを継続した。2017年1−2月の不動産販売額が堅調だったことを背景に、ここ4週間の株価が強含みで推移したしたものの、バリュエーション面で依然として投資妙味があるとした。『AAストックス』が14日伝えた。
モルガン・スタンレーは、2017年の販売額について複数の不動産デベロッパーが2桁台後半の伸びになると見込んでいることに言及。また、2016年の予約販売で平均販売価格が高水準だったことが2017年業績に寄与するほか、販売とキャッシュフローの拡大を受けて配当性向の向上も期待できるとした。
また、本土不動産企業による2017年販売目標の発表が向こう1−2週間に集中するが、これも株価支援材料になるとの見方を示した。
関連銘柄の投資判断と目標株価は次の通り。
■中国海外発展(
00688)、「オーバーウエート」、36.00HKドル
■華潤置地(
01109)、「オーバーウエート」、27.50HKドル
■世茂房地産(
00813)、「オーバーウエート」、14.70HKドル
■北京金隅(
02009)、「オーバーウエート」、4.65HKドル
■SOHO中国(
00410)、「オーバーウエート」、1.35HKドル
■雅居楽地産(
03383)、「オーバーウエート」、6.70HKドル
■中国海外宏洋(
00081)、「オーバーウエート」、3.30HKドル
■万科企業(
02202)、「イコールウエート」、19.80HKドル
■碧桂園(
02007)、「イコールウエート」、4.20HKドル
■遠洋集団(
03377)、「イコールウエート」、3.90HKドル
■越秀地産(
00123)、「イコールウエート」、1.20HKドル
■広州富力地産(
02777)、「アンダーウエート」、7.90HKドル
■保利置業(
00119)、「アンダーウエート」、2.00HKドル