2017-03-14 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続伸、本土系金融・不動産株が上昇を主導
14日の香港市場で、ハンセン指数は続伸でスタート。中国本土の株式市場(上海および深セン)と香港市場の相互取引制度を通じた香港株の買い越しが前日に2週間ぶりの規模に膨らんだことを受け、本土マネーの流入が加速するとの思惑が投資家心理を改善した。指数は日本時間午前10時49分現在、前日比0.26%高の23892.72ポイントで推移している。個別では、前日に相場の上昇をけん引した中国建設銀行(
00939)、中国人寿保険(
02628)、華潤置地(
01109)、中国海外発展(
00688)など本土系金融、不動産株はきょうも買われている。アジア生保のAIAグループ(
01299)が反発。半面、欧州金融大手のHSBC(
00005)が反落したほか、軟調な原油相場を嫌気して石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)がさえない。決算発表を控えている中国旺旺(
00151)も安い。