2017-03-02 |
香港/業界動向/非鉄金属 |
|
中国当局が首都圏のアルミ生産を制限、冬季の大気汚染対策
『中国証券報』は2日、中国当局が首都圏(北京市、天津市、河北省)と周辺地区の2017年版大気汚染防止計画を通達したと伝えた。同計画はスモッグ対策として発電所を除く工場の排気規制を重点に置き、暖房の需要が高まる冬季にアルミニウムの生産を制限する。具体的な減産率はアルミニウム電解炉が30%以上(電解槽の稼働停止数ベース)、アルミナが30%前後(生産量ベース)。対象地域として首都圏を含む28省市を指定した。
『AAストックス』によると、BOAメリルリンチは、中国アルミ(
02600)の投資判断を「中立」とした。中国アルミの株価は日本時間午後4時47分現在、前日比1.20%高の4.21HKドルで推移している。