2017-03-01 |
香港/投資判断/海運 |
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太平洋航運が高い、ジェフリーズは強気判断を継続
1日の香港市場でドライバルク主体の海運会社、太平洋航運(
02343)が高い。株価は日本時間午後4時48分現在、前日比6.47%高の1.81HKドルで推移している。
1日付『経済通』によると、ジェフリーズは最新リポートで、太平洋航運の投資判断を「買い」、目標株価を2.10HKドルにそれぞれ据え置いた。ジェフリースは太平洋航運の2016年業績について、赤字額はジェフリース予測をやや上回ったものの、ほぼ市場予想通りの水準に収まったとした。また、経営陣が最悪期は過ぎたとし、農産物や建材のけん引で2017年は海運需要の伸びが輸送供給力の伸びを上回るとの見通しを示していると指摘した。
ジェフリーズはドライバルク市場の先行きを楽観視。業界全体のファンダメンタルズの改善や運賃上昇などを理由とした。また、運賃上昇は2017年の収支バランスをもたらすまでには至らないが、2018年には黒字化を達成するとの見通しを示した。