2017-03-01 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:続伸、安寄り後に切り返し堅調に推移
1日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.38%高の3254.17ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2846億700万元。
上海総合指数は安寄り後に切り返すと堅調に推移する展開となった。2月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が51.6と、3カ月ぶり高水準となった上、市場予想を上回ったことが投資家心理を上向かせた。5日開幕の全国人民代表大会(全人代)を前にした政策期待も根強い。ただ、3260ポイントに近付く水準では上値の重さが意識され、前引けにかけて上げ幅を縮めた。セクター別では、金融が総じて買われ上げをけん引。このほか、セメント、空運、通信などの上昇が目立つ。エネルギー資源も高い。一方、足元買われていた自動車に売りが出た。鉄鋼も軟調を継続。
上海B株指数は0.70%高の350.43ポイント、深センB株指数は0.32%高の1151.42ポイントだった。