28日の香港市場で、ハンセン指数は小反発で寄り付いた。前日まで3営業日続落しただけに、値ごろ感から優良銘柄を中心に買い戻しの動きが先行している。指数は日本時間午前10時46分現在、前日比0.26%高の23987.64ポイントで推移。個別では、中国銀行(
03988)、中国建設銀行(
00939)など本土系銀行株や、IT大手のテンセント(
00700)が上昇し、指数を押し上げた。きょう2016年12月本決算を発表するマカオカジノの銀河娯楽(
00027)や同業のサンズ・チャイナ(
01928)が買われている。半面、前日に高かった衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)やアップル関連銘柄の瑞声科技(
02018)が反落した。欧州金融大手のHSBC(
00005)も軟調。