2017-02-24 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:続落、石油株と金融株に売り 政策期待の買いで下値堅い
24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.28%安の3242.12ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2669億8500万元。
上海総合指数はマイナス圏でもみ合い。前日に続いて、いったん利益を確定する売りが相場を下押ししている。短期金利が上昇基調にある上、中国人民銀行(中央銀行)の公開市場操作が前日から吸収超過に転じたことも、投資家心理を悪化させているもよう。もっとも、3月5日に開幕する全国人民代表大会を前に政策期待は根強く、下値は限定的。セクター別では、石油や保険、非鉄金属、セメントが売られる半面、通信、ソフトウエア、軍需関連が買われている。
上海B株指数は0.10%安の348.73ポイント、深センB株指数は0.04%安の1145.74ポイントと、ともに続落した。