24日の香港市場で、ハンセン指数はほぼ横ばいでスタートした後、マイナス圏で小動き。目先の利益を確定する売りがやや優勢。指数先物の最終売買日を週明け27日に控え、持ち高調整も重し。指数は日本時間午前10時47分現在、前日比0.18%安の24072.44ポイントで推移。個別では、時価総額上位のテンセント(
00700)、中国建設銀行(
00939)、HSBC(
00005)が売られ、相場を押し下げた。前日のNY市場でナスダック指数が続落した流れを引き継ぎ、アップル関連銘柄の瑞声科技(
02018)の下げが目立った。本土不動産株の華潤置地(
01109)、中国海外発展(
00688)が続落。半面、香港デベロッパーの新世界発展(
00017)、信和置業(
00083)は続伸している。2016年11月本決算業績が市場予想を上振れたアジア生保大手のAIAグループ(
01299)は高寄り後に上げ幅を縮め、前日終値付近で推移している。