2017-02-23 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:4日ぶり反落、利益確定売りが優勢
23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.39%安の3248.38ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2877億7700万元。
上海総合指数は小安く始まった。序盤は切り返す場面もあったが、ほどなくして再びマイナス圏に沈み、次第に下げ幅を広げた。前日が昨年12月1日以来の高値水準で引けただけに目先の利益を確定する売りが優勢。中国の保険業管理・監督当局トップが保険運用資金による短期的な株式投機や株式大量取得を厳格に取り締まると改めて強調したことを受け、市場からの保険資金の流出に対する警戒感が意識されたことも重し。ただ、3月5日に開幕する全国人民代表大会を前に、政策期待が根強く、下値では買い戻しが入り、相場を支えた。セクター別では、前日に高かった建材、石油、酒造が反落した。港湾、保険、証券、銀行など主力株も総じて軟調。半面、製紙や非鉄金属の一角が逆行高。
上海B株指数は0.10%安の348.74ポイント、深センB株指数は0.23%安の1145.92ポイントとそろって下落した。