2017-02-22 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:3日ぶり反落、前日終値付近でもみ合い方向感に欠ける展開
22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.15%安の3248.35ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2902億6900万元。
上海総合指数は小安く始まった後、前日終値付近でもみ合い方向感に欠ける展開となった。一時、高くなる場面も見られたが勢いは続かなかった。中国人民銀行(中央銀行)が商業銀行の預金準備率を引き下げる優遇措置の適用継続を明らかにしたが相場への影響は限定的だった。セクター別では、銀行、証券が軒並み安となり相場の下げを主導。前日買われた百貨店が反落。インフラ建設や自動車の一角も安い。一方、原油相場の上昇を好感し石油が買われ、相場を下支えした。セメントや鋼材もしっかり。
上海B株指数は0.18%安の348.19ポイント、深センB株指数は0.43%高の1144.93ポイントだった。