クレディ・スイスは最新リポートで、ラスベガス系カジノ、MGMチャイナ(
02282)の投資判断を「アウトパフォーム」に維持した上で、目標株価を19.1 HKドルから18.8HKドルに引き下げた。コタイ地区の新規カジノリゾート開業が今年7−9月期から10−12月期に延期になったことを踏まえ、予想利益を引き下げ、目標株価に織り込んだ。『AAストックス』が20日伝えた。
クレディ・スイスはMGMチャイナの2016年10−12月期のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が前四半期比で8%減の1億4900万米ドルに落ち込んだことは想定内だったと指摘。利益率の高い一般客向けカジノの売上比率の減少が原因とした。また、経営陣の堅実性に加え、新施設開業で収容能力と利益が倍増するとして、長期志向の投資家には魅力的な銘柄と評価した。
MGMチャイナの株価は日本時間午後4時16分現在、前日比1.56%安の13.92HKドルで推移している。