週明け20日の香港市場で、ハンセン指数は反発して始まった。前週末の米株高を受けた買いが先行している。ただ、米中の長期金利低下や中国本土からの資金流入の縮小を懸念する売りが上値を重くしており、寄り付き直後には小幅ながらマイナス圏に沈む場面があった。指数は日本時間午前10時47分現在、前営業日比0.26%高の24086.63ポイントで推移。個別では、中国IT大手のテンセント(
00700)や中国石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)、乳飲料大手の中国蒙牛乳業(
02319)が買われる半面、香港コングロマリットの長江和記実業(
00001)や香港地場銀行の東亜銀行(
00023)が売られている。