HSBCは最新リポートで、香港の大手通信キャリア、スマートーン(
00315)の投資判断を「ホールド」に維持した上で、目標株価を12.6HKドルから12.0HKドルに引き下げた。携帯電話の需要が予想を下回ったことを受け、2017年度の予想売上高を40%引き下げたほか、低い利益率を踏まえ予想純利益を8%下方修正。一方、競争が激しく、携帯電話の売れ行きも弱含むなど市況が逆風に見舞われる中で、コアの事業運営は比較的堅調と評価した。『経済通』が17日伝えた。
HSBCは、2018−19年の通信帯域の入札実施で、新規参入も予想されるほか、通信コストの上昇も懸念材料と指摘した。
スマートーンの株価は日本時間午後4時45分現在、前日比2.76%安の10.58HKドルで推移している。