2017-02-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き: 小動き、引き締め懸念の後退と高値警戒感が交錯
17日の中国本土株式市場で上海総合指数は、小動きで始まった。前日は昨年12月9日以来2カ月ぶりの高値水準で引けただけに利益確定売りが出やすい半面、中国人民銀行(中央銀行)の公開市場操作が供給超過に転じたことで金融引き締め懸念がやや後退。強弱材料が交錯するなかで売り買いが拮抗している。指数は日本時間午前10時50分現在、前日比0.06%安の3227.58ポイントで推移。セクター別では、株式先物指数の規制緩和を受けて証券がほぼ全面高。酒造や保険、電子・ITも買われている。一方、港湾・海運、電力、エネルギー資源が売られている。