2017-02-14 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:5日ぶり反落、マイナス圏でもみ合い
14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.14%安の3212.43ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2420億400万元。
上海総合指数は反落して始まると、その後はマイナス圏でもみ合う展開となった。寄り付きと同時発表された物価統計が予想を上振れたことを受け、金融引き締めへの警戒感が浮上し相場を圧迫している。13日まで4連騰の後で目先の利益を確定する売りも出やすかった。セクター別では、前日の上昇をけん引した保険が軒並み安。石油、銀行も売られ重しになった。一方、2017年の新規鉄道プロジェクトが35件に上り、総投資額は8000億元を超える見通しとの報道を手掛かりにインフラ建設や鉄鋼が買われ、相場を下支えした。指数は心理的節目の3200ポイントを守った。
上海B株指数は0.04%高の344.56ポイント、深センB株指数は0.12%安の1117.44ポイントだった。