2017-02-14 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、中国の1月CPIとPPIはともに予想上振れ
14日の香港市場で、ハンセン指数は小反落でスタート。その後はマイナス圏でもみ合っている。前日までに4営業日続伸で指数が約4カ月ぶりの高値圏にあるだけに利益確定売りが出やすい状況。日本時間午前10時43分現在、前日比0.05%安の23699.63ポイントで推移している。寄り付きとほぼ同時に発表された2017年1月消費者物価指数(CPI)は前年同期比で2.5%上昇、生産者物価指数(PPI)が6.9%上昇。ともに市場予想を上回り、インフレ圧力を警戒する中国当局の金融引き締めへの懸念がくすぶる。
個別では、アジア生保のAIAグループ(
01299)、IT大手のテンセント(
00700)や石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)CNOOC(
00883)が売られ、相場の重しとなった。本土系保険の中国人寿保険(
02628)も利益確定売りに押されている。半面、欧州金融大手のHSBC(
00005)が買われている。マカオカジノの銀河娯楽(
00027)、サンズ・チャイナ(
01928)も高い。