2017-02-13 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:4日続伸、節目の3200ポイント乗せ
週明け13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続伸。前場終値は前営業日比0.63%高の3216.83ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2859億6600万元。
上海総合指数は小高く始まると、その後は段階的に上げ幅を拡大した。前週末にトランプ米大統領が中国の習近平国家主席と電話協議し、「一つの中国」の原則を堅持すると表明したことを受けて米中関係の改善期待が高まっているほか、金融当局がきょう7日ぶりに公開市場操作(オペ)を再開し、市場に1000億元の資金供給を行ったことなどが投資家心理を上向かせた。指数は序盤に心理的節目の3200ポイントを上抜いた後も上昇を続け、結局、午前の高値圏で引けた。セクター別では、足元の銅価格の急上昇を好感し非鉄金属が買われたほか、金融株が軒並み買われ相場の上げを主導。一方、朝方高かったインフラ建設が売りに転じたほか、資源、セメント、鉄鋼などが総じて安い。
上海B株指数は0.73%高の344.31ポイント、深センB株指数は0.34%高の1115.74ポイントと、ともに上昇した。