27日の香港市場でハンセン指数は反落でスタートした後、マイナス圏でもみ合う展開となっている。前日に3カ月ぶりの高値で引けただけに目先の利益を確定する売りが先行。春節(旧正月)連休入りを控え、投資家の持ち高調整も重し。日本時間午前10時39分現在、前日比0.04%安の23365.42ポイントで推移している。個別では、大型金融株のHSBC(
00005)や中国建設銀行(
00939)が売られ、相場を押し下げた。アップル関連銘柄の瑞声科技(
02018)、乳飲料大手の中国蒙牛乳業(
02319)、香港不動産の恒基兆業地産(
00012)が安い。半面、特別配当の実施を発表した香港公益株の電能実業(
00006)が逆行高。台湾系食品メーカーの中国旺旺(
00151)も堅調。