電子商取引サイト運営会社の慧聡網(
02280)は20日大引け後、元本1億2000万HKドルの転換社債の発行を中止することで、割当先と合意したと発表した。同社は2015年12月、元本総額5億HKドルのゼロクーポン転換社債を同社や子会社の幹部4人に割り当てると発表。うち3人は2016年5月までに3億8000万HKドルの引き受けを完了したが、残り1人が引き受けを取り止めることとなった。当初の計画では、調達資金の6割(2億9900万HKドル)を少額融資やファイナンスリースなどのネット金融事業に投じ、残りをB2B事業の買収や出資などに充てる予定だった。
慧聡網の株価は日本時間午後4時24分現在、前営業日比1.37%高の5.94HKドルで推移している。