2017-01-20 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:反発、予想上回る10−12月期GDPを材料視
20日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.54%高の3118.03ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2238億700万元。
上海総合指数は小安く寄り付いた直後に上げに転じた。午前に発表された2016年10−12月期の中国実質国内総生産(GDP)が市場予想を上回ると、幅広いセクターで買いが優勢となり、相場を押し上げた。ただ、同時発表の12月鉱工業生産や16年固定資産投資が市場予想を下回ったこともあって、前引けにかけてやや伸び悩んだ。セクター別では、ソフトウエアや電子部品が高い半面、石油や銀行の一角が逆行安を演じている。
上海B株指数は0.94%高の335.17ポイント、深センB株指数は0.67%高の1101.66ポイントとともに反発した。