2017-01-19 |
中国/マーケット/電子・IT |
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杭州士蘭微電子、16年12月本決算は純利益が最大2.6倍の見通し
中国の垂直統合型半導体デバイスメーカー(IDM)、杭州士蘭微電子(
600460)は18日大引け後、2016年12月本決算が前年比110−160%増益となるようだと発表した。前年の純利益は4000万元、EPSは0.03元だった。
大幅増益の主因は子会社の業績改善。2016年10−12月期にLED照明駆動回路やAC-DC駆動回路、デジタルAV回路、MEMS(微小電子機械システム)センサーなどの新製品が成長し、ICやパワーデバイスの出荷量の拡大が続いたことで子会社の杭州士蘭集成電路有限公司の利益水準が一段と上昇した。また、生産能力を増強した杭州士蘭明芯科技有限公司のLEDチップ出荷量が前年同期を大幅に上回り、赤字が縮小した。