2017-01-17 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:6日続落、節目の3100ポイント割れ
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は6営業日続落。前場終値は前日比0.50%安の3087.91ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1672億9600万元。
上海総合指数は心理的節目の3100ポイントを下回ってスタート。その後もほぼ節目を下回る水準でもみ合いに終始した。半ばには節目を回復する場面が見られたものの、勢いは弱く、前引けにかけて再び下げ幅を広げた。前日発表された外国為替資金残高は14カ月連続の前月割れとなったものの減少幅が前月から縮小し、海外への資金流出圧力が弱まっていることを示したが、相場への影響は限られた。セクター別では、インフラ建設のほか、銀行や証券など金融関連、非鉄金属が売られ相場の下げを主導。一方、石油や自動車の一角が買われ下値を支えている。
上海B株指数は0.01%安の330.41ポイント、深センB株指数は0.05%高の1089.29ポイントだった。