2017-01-17 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反発スタート、買い戻し先行も手控えムード
17日の香港市場で、ハンセン指数は反発スタートした後、上げ幅を縮小してプラス圏でもみ合う展開。前日のハンセン指数は9日以来、1週間ぶりの安値で引けただけに、買い戻しが先行。国際通貨基金(IMF)が16日、中国の2017年経済成長率見通しを0.3ポイント引き上げ、6.5%に上方修正したことも安心感につながった。一方、きょう行われるメイ英首相の演説や20日のトランプ米次期大統領の就任、中国GDP(国内総生産)の発表を控え、様子見ムードも濃厚。指数は日本時間午前10時44分現在、前日比0.14%高の22750.93ポイントで推移。個別では、時価総額上位のテンセント(
00700)、HSBC(
00005)、AIAグループ(
01299)などが買われ、相場を支えた。大規模な資産再編を実施する可能性が伝えられているキャセイ・パシフィック(
00293)は大幅続伸。半面、乳業大手の中国蒙牛乳業(
02319)が安い。新世界発展(
00017)や中国海外発展(
00688)など不動産株の一角が軟調。