2017-01-17 |
香港/企業動向/電子・IT |
|
キングボード・ケミカル、16年12月本決算は最大で純利益3倍の見通し
積層板・PCBの世界的大手、キングボード・ケミカル(
00148)は16日大引け後、傘下企業のキングボード・ラミネート(
01888)と連名で、2016年12月本決算の業績見通しを発表した。全額出資子会社の売却による特別利益の計上を理由に、キングボード・ケミカルは前年比190−200%、キングボード・ラミネートは同210−220%の増益となる見通し。
一方、特別要因を除いた実質ベースでは、製品利益率の改善に加え、不動産開発部門の住宅販売の好調が寄与し、キングボード・ケミカルは90−100%、キングボード・ラミネートは50−60%の増益となる見通し。キングボード・ケミカルはキングボード・ラミネートの株式74.5%を保有している。
関連銘柄の16日終値は次の通り。
■キングボード・ケミカル(
00148):26.85HKドル(前営業日比1.13%高)
■キングボード・ラミネート(
01888):8.13HKドル(同1.20%安)