2017-01-16 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:5日続落、心理的節目の3100ポイント割り込む
週明け16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日続落。前場終値は前営業日比1.40%安の3069.15ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2167億2800万元。
上海総合指数は安寄り後に下落幅を広げると、あっさり心理的節目の3100ポイントを割り込んだ。その後、下げ幅を縮める場面も見られたが、前引けにかけて再び下げ足を速めると、午前の安値圏で引けた。ただ、3070ポイント付近では下げ渋った。金融当局は13日、中期貸出制度(MLF)を通じて3055億元を金融機関21行へ供給したが、相場への影響は限られた。セクター別では、インフラ建設、金融、素材関連などを中心に幅広く売られた。一方、自動車、石油の一角が買われている。
上海B株指数は2.14%安の332.14ポイント、深センB株指数は1.13%安の1097.14ポイントとともに下落した。