2017-01-13 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き: 小動き、利益確定売りと元高好感の買いが交錯
13日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。月末に春節入りを控えて積極的な買いを見送る気分が強い。国有企業改革を手掛かりに買われてきた銘柄に利益確定売りが出て相場の重荷となっている。半面、資金の海外流出懸念が和らいでおり、下値を売り込む動きは限定的。寄り付き前に発表された人民元相場の中間レート前日比で0.337%の元高/ドル安水準となり、1週間ぶりに6.8元台を回復した。指数は日本時間午前11時2分現在、前日比0.21%安の3112.78ポイントで推移。セクター別では資源エネルギーや保険が買われる一方、酒造や鉄鋼が売られている。