2017-01-12 |
中国/マーケット/証券 |
|
★本土前引け:3日ぶり反発、石油株が高い
12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.20%高の3143.06ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1839億8600万元。
上海総合指数は安く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退の動きが続いた。前日までの続落で指数が1週間ぶりの安値水準にあり、自律反発を狙った買いが相場を支えた。一方、旧正月を月末に控え、根強い資金ひっ迫懸念が重し。今週末から来週にかけて貿易統計やGDP(国内総生産)など主要経済指標が発表される予定で、投資家の様子見ムードも漂っている。セクター別では、原油相場の反発を受けて石油株が買い戻され、指数を押し上げた。インフラ、港湾、証券も高い。半面、通信や航空など国有企業の混合所有制改革関連の銘柄が軟調。