2017-01-11 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:続落、インフラ建設株や航空株売られる
11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.53%安の3144.99ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2243億2000万元。
上海総合指数は安寄りで始まると序盤にプラス圏に切り返す場面が見られたものの、勢いは弱かった。ほどなくマイナスに沈み段階的に下げ幅を拡大。結局、前場の安値で引けた。積極的な買い材料に乏しい中、世界銀行が前日、中国の2017年の経済成長率が6.5%に鈍化する見通しを示したことが市場心理を冷やした。セクター別では、インフラ建設、航空、銀行などが売られた。一方、保険、非鉄金属の一角が買われている。
上海B株指数は0.42%安の342.84ポイント、深センB株指数は0.35%安の1129.72ポイントとともに下落した。