2017-01-10 |
香港/投資判断/電子・IT |
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テンセントの広告・決済事業を有望視=モルスタ
モルガン・スタンレーは最新リポートで、テンセント(
00700)の投資判断を「オーバーウエート」、目標株価を230HKドルに設定し、カバレッジを開始した。「微信(WeChat)」の2016年7−9月期の月間アクティブユーザー数(MAU)が前年同期比30%増の8億4600万人になったと指摘。ゲームや広告、決済事業の革新的な収益化計画を徐々に明らかにしており、順調なMAUの伸びを背景にこれら事業の業績が今後急速に伸びるとみている。『AAストックス』が10日伝えた。
モルスタは、テンセントの2016−18年の業績見通しについて、ゲーム事業のオンラインゲームで売上高が毎年16%増加するほか、モバイルゲームでも同33%増収が見込めると指摘。このほか、広告事業で35%、決済事業で48%増収が見込めるとしている。
テンセントの株価は日本時間午後4時9分現在、前日比0.77%高の197.10HKドルで推移している。