2017-01-10 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:小反落、売り一巡後に下げ幅縮める
10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反落。前場終値は前日比0.07%安の3169.17ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2238億700万元。
上海総合指数は反落してスタートすると、マイナス圏を推移する軟調な展開となった。寄り付きとほぼ同時に発表された2016年12月の中国の生産者物価指数(PPI)は前年同月比で5.5%上昇し、市場予想の4.6%上昇を大きく上振れたが、相場への影響は限られた。ただ、売り一巡後は次第に下げ幅を縮めて午前の取引を終えている。セクター別では原油相場の大幅下落を嫌気し石油が売られたほか、銀行、保険、インフラ建設も総じて安い。一方、証券が買われ相場を支えた。鉄鋼やセメントの一角もしっかり。
上海B株指数は0.01%安の344.62ポイント、深センB株指数は0.03%安の1133.12ポイントとそろって小幅に下落した。