コラーゲンケーシングの製造大手、神冠控股(
00829)は9日大引け後、2016年12月本決算で純利益が前年に比べ約50%減少する見通しを明らかにした。前年は純利益が2億9100万元だった。
会社側は業績悪化の理由について、コラーゲンケーシングの販売量は増加したものの、市場全体の販売価格が低迷したことに加え、在庫処分のため製品価格を引き下げたことが重なり、粗利益率の悪化につながったためと説明。このほか、買収技術資産ののれん代減損損失の計上で純利益が下押しされたことや、新製品・新規事業絡みの支出がかさんだことなども響いたとしている。
神冠控股の9日終値は前営業日比1.67%安の0.590HKドル。