2017-01-06 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続伸スタート、人民元急伸で投資家心理が改善
6日の香港株式市場でハンセン指数は続伸スタート。人民元の対米ドル相場の急上昇で投資家心理が改善し、買いを誘った。米国への資金還流に対する懸念が一層後退し、米ドルの弱含みで資金が再び新興国市場に流入するとの見方も浮上。指数は日本時間午前10時45分現在、前日比0.55%高の22580.48ポイントで推移。セクター別では、時価総額の大きいテンセント(
00700)、AIAグループ(
01299)や石油株のペトロチャイナ(
00857)、シノペック(
00386)などが買われ、上昇をけん引。半面、HSBC(
00005)、中国建設銀行(
00939)、ハンセン銀行(
00011)など金融株の一角が売られている。