4日の香港市場で、ハンセン指数は年明け3日の米株高の流れを引き継ぎ高く寄り付いた。その後は上げ幅を縮小し、前日終値付近でもみ合う展開。3日までの4連騰で高値警戒感がくすぶる。指数は日本時間午前10時44現在、前日比0.01%高の22152.69ポイントで推移している。個別では、石炭株の中国神華能源(
01088)が高い。欧州金融のHSBC(
00005)、IT大手のテンセント(
00700)が上昇し、相場を下支えした。半面、本土からの資金流出規制の強化を警戒してアジア生保大手のAIAグループ(
01299)が売られている。原油相場の下落を嫌気し、石油株のシノペック(
00386)、ペトロチャイナ(
00857)が安い。中国建設銀行(
00939)など本土系銀行株も軟調。