2016-12-26 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:続落、心理的節目の3100ポイント割り込む
週明け26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前営業日比0.78%安の3085.82ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2091億8400万元。
上海総合指数は心理的節目の3100ポイントを割り込んで寄り付いた。その後も同水準を下回る軟調な値動きとなった。習近平国家主席が先週の中央財経領導会議で、2017年の成長率目標について6.5%割れを容認したと伝わり、市場心理を冷やした。ただ、下値圏では買い戻しが入り、前引けにかけて下げ幅を縮めた。セクター別では鉄鋼、石油・石炭、非鉄金属など素材関連、インフラ建設が売られ、相場の下げを主導。一方、証券や保険の一角が買われ、相場を下支えした。
上海B株指数は0.21%安の341.94ポイント、深センB株指数は0.31%安の1114.77ポイントとともに下落した。