2016-12-22 |
中国/マーケット/証券 |
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★本土前引け:反落、混合所有制改革関連は逆行高
22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.18%安の3131.76ポイントだった。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2224億7700万元。
上海総合指数は安く寄り付いた。序盤にプラス圏に浮上する場面もあったが、おおむねマイナス圏で推移した。前日の反発を受けて目先の利益を確定する売りが優勢。習近平主席が21日の会議で不動産バブル抑制を改めて指示したことが伝わり、それに向けた規制強化への警戒感も高まり、地合いを冷やした。一方、民間資本の導入などによる国有企業「混合所有制」改革の進展への期待は根強く、一定の支えとなっている。セクター別では、銀行、保険、不動産、鉄鋼などが安い。半面、石油や電力、通信など混合所有制改革関連セクターが逆行高を演じている。
上海B株指数は0.15%高の344.26ポイント、深センB株指数は0.05%高の1129.17ポイントだった。